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日本のハーブ“しそ”の持つ効果と注意したい食べ過ぎ症状

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しそは日本のハーブとして日本料理に彩りを添え、香りを高めてくれます。

しそは薬味として食べることが多く、メインにはなりにくいですが、しそを食べることでいろいろな効果が期待できる食べ物です。

幅広い料理に使われるしそですが、食べすぎには注意したいものです。

しそには、抗ストレス作用、胃腸の調子を整えて食欲を取り戻したり、抗菌作用によって風邪予防が期待できるといった嬉しい効果も持つ食べ物です。

そうした嬉しい効果を引き出しやすくするために適量を知り、健康的にしそを摂取できる方法があります。

そこでしその効果を得やすい食べ方と食べ過ぎた場合の副作用について説明します。

どんな薬効にも適量があることを知ってください。

 

しその食べ過ぎで起こる副作用と効果が出る適量

結論から言うと、しそを食べ過ぎてしまったことで重篤になった症例は確認されていません。

しそを過剰に摂取しての健康被害は確認されていませんが、普段からしそに触れることが多い人はアレルギー性接触皮膚炎を起こすことが報告されています。

このような方はどうように「シソ科」の植物では、アレルギーを発症する可能性が高いので、注意が必要です。

他のシソ科植物には、ラベンダー、マージョラム、オレガノ、ローズマリーなどがあります。

また、しその食べ過ぎで大きな健康被害に繋がる症例は確認されてないものの、明確に立証されているわけではないので妊婦さんや授乳中の方は過剰摂取を控えた方が良いです。

しかし、しそは健康にとって嬉しい効果も期待できるので、効果を引き出ししつつ、食べ過ぎにならないようにすれば毎日継続して食べたいものです。

そのしその適正量というのは自分の目的によって異なります。

健康維持目的なら1日に2枚から3枚、花粉症の症状緩和目的なら1日10枚、血糖値の上昇を抑える目的なら1日20枚から30枚が良いとされています。

しそを1日に20枚から30枚と言うのは多いので、しそを使ったジュースやドレッシングから摂取した方が負担が少ないです。

しそを10枚以上食べるのは大変なので、毎日2枚から3枚を継続して食べ続けるのが最も負担が少なく、毎日続けて摂取するのに良い量です。

一度に大量に食べるのではなく、少量を継続して摂ることが大事です。

このように効果を引き出す適量は1日2枚から3枚を毎日継続して食べること、過剰摂取に注意したいのは妊婦さん、授乳中の方です。

しその効能が効きすぎ?!食べ過ぎで注意したい効能

しそを食べるのに注意した方が良い人として発熱があったり、熱っぽい症状がある場合は食べ過ぎてしまうと体調不良を引き起こす可能性があります。

しそは身体を温める性質を持っていて、身体の発汗を促す作用を持ちます。

身体を温める性質を持つしそは風邪の初期症状や気の巡りを良くして消化機能を正常にしたりする作用が期待できます。

また、しそは身体を温める食べ物なので、風邪の初期症状など熱が出る前に症状を緩和させることには期待できます。

逆に熱っぽい症状や発熱のように身体に熱が溜まっている状態で、しそを大量に摂取すると余計に熱を溜めてしまい、かえって熱を上げ症状を悪化させる危険性があります。

そのため、発熱がみられる場合、熱っぽい症状がある場合は、しそを食べると身体に悪影響を及ぼしてしまうことを覚えておきましょう。

また、しそを1日に何十枚も何百枚も食べると胃の調子が狂ったり、腸の働きに異常をきたすこと、気分が悪くなってしまったりと体調不良につながることがあります。

しそを食べ過ぎてしまうと体内の働きがおかしくなってしまい、結果として体調を崩してしまうことがあるので1日に一気に多く食べるのは良くないです。

しその効果・効能のまとめ

しそは毎日大量に何十枚も何百枚も食べるようなことをしなければ、食べ過ぎにはならないと言えます。

現時点でしそを食べ過ぎたことによる健康被害が出たという症例はありませんが、妊娠中、授乳中、熱っぽい症状や発熱症状のある方はしそを食べ過ぎるのは気をつけた方が良いです。

また、しそを一度に大量に触れてしまうことで皮膚炎を起こしてしまうことがありますが、一般的に売られているしそ20枚くらいのものを触った程度では現れるものではありません。

しそを食べ過ぎてしまうことで健康被害は出ていないものの、一度に大量に摂取すると気分が悪くなったりします。

妊婦さんや授乳中の方、熱がある場合はしその食べ過ぎには注意し、1日の目安摂取量を守ることが大切です。

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