上野公園の桜は長く楽しめておすすめのスポット

上野公園近くで用があり、「サクラが見れるかも!」と結構期待していたのですが、そこまで想像していたサクラの開花風景ではありませんでした。でも所々、染井吉野(ソメイヨシノ)とは違う種類のサクラが咲いていました。(2017年3月25日現在)
※調べてみたら寒桜寒緋桜というピンク色のサクラでした。

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東京の2017年の開花宣言は3月21日でした。それから少し経っているので見れるくらいには咲いてるかなと思ったのですが、場所によって違うみたいです。
ちなみに開花宣言は東京の場合、

  • 東京管区気象台が指定する靖国神社の標準木に5輪咲いた時

に開花宣言を行います。

サクラの咲くしくみ

毎年桜の開花予想も行われ、まさに日本人にとっては春を意識する変わり目のような役割ですよね。それにしてもよく開花予想は当たるな、と思っているのですが、そもそもサクラの開花のしくみが気になりました。春に間違いもせず(たまに“狂い咲き”がニュースになるけど)毎年花を咲かすなと感心します。

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そもそも花が咲くには気温日照が大きく関係しています。簡単にいえばこの2つの組み合わせで花が咲く時期が違うわけです。

サクラの開花は“低温”と“積算温度(暖かさ)”が関係しています。さらにさかのぼると花を咲かせるための“花芽(かが)”がつくられなければなりません。サクラの開花までの過程をたどってみると自分でも『開花予想』ができます。

来年に向けての準備時期

桜は花が散った後に葉が出てきます。この葉は桜の木が“花芽”を形成するための栄養を蓄える重要な役割があります。いわゆる“光合成”です。この時期は夜の時間が12時間を切り(長日)、気温もあたたかいため桜にとっては子孫を残すための環境が整っている状態です。そのため夏から初秋にかけて“花芽形成”を行います。

ちょっとひと休み・・・

だんだん気温が低下してくると桜の木は活動を停止させて“休眠”状態に入ります。葉もなくなるため栄養を得るのは根だけになります。余計な体力を消耗しないように活動を制限するわけです。

目覚めよ!このままじゃ・・・

桜が開花するためには低温(5℃くらい)に一定期間さらされることが必要です。この低温が休眠状態から目覚めさせる役目をしています。休眠から覚めることを“休眠打破”と言います。

一般に植物はストレスがかかると子孫を残そうとするため花を咲かせ種子を形成しようとします。桜の場合、低温がそのストレスです。桜の南限が鹿児島の種子島なのはその低温が得られないと花が咲かないためです。

サクラの集大成としての開花

休眠から覚めると花を咲かそうと活動を始めます。その活動は気温によって促進されます。それは温かくなる春ごろの気温が最適な環境です。温かい日が多くなれば開花の準備も早くできるため例年より早い開花となります。

開花予想の仕方はいろいろあり方法が違うので統一されたものはありませんが、だいたい同じような日になるようです。一般的には休眠打破の起算日(だいたい2月1日)から積算温度(1日の平均温度を足した温度)で400℃になると開花するようです。これと過去の開花データを合わせてほぼ正確な開花予想ができるというわけです。

今年は開花宣言があってから寒い日が続いているので、満開になるのはもう少し先のようです。上野公園にはいろいろな種類の桜があって3月中旬から4月中旬にかけて結構長く楽しめるみたいですよ。お花見楽しみですね!

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