70周年を迎えるカンヌ国際映画祭はいろいろな意味で注目!

今年もやってきました『カンヌ映画祭』。2017年5月17日よりフランスのカンヌで開催されています。今年はカンヌ映画祭70周年ということもあって注目度が高い映画祭になっています。

日本ではテレビ東京で放送された『山田孝之のカンヌ映画祭』をきっかけに注目されました。このドキュメンタリードラマの中にあった“カンヌ映画祭で賞を獲る”という目標のもと実際に正式応募しましたね。残念ながらノミネートにはならなかったものの、その中で作成された『映画 山田孝之の3D』が6月16日から日本公演となります。

第70回カンヌ映画祭 日本ノミネート作品

日本からは3作品がノミネート、1作品が選出されています。

コンペティション部門(カンヌ映画祭の中心となる部門)
『光』:河瀬直美監督、永瀬正敏氏主演(5月27日公開)

ある視点部門(あらゆる種類のヴィジョンやスタイルをもつ作品群が提供される)
『散歩する侵略者』:黒沢清監督、長澤まさみ、松田龍平、長谷川博己らの若手出演

特別招待作品(コンペ部門外のため受賞には関係ない)
『無限の住人』:三池崇史監督、木村拓哉主演(4月29日公開)

国際批評家週間
『Oh Luky!』:平柳敦子監督、寺島しのぶ主演

時代の流れを感じる“動画”問題が勃発!

今年のカンヌ映画祭で話題になったのがストリーミングサイト(動画配信)Netflixオリジナル作品の2作品がコンペティション部門にノミネートしたことです。それが韓国のポン・ジュノ監督作品『オクジャ』とノア・バームバック監督作の『マイヤーウィッツ ストーリーズ』です。

映画の枠を超えた作品に応募の道が開けたところまではよかったのですが、一部に根強い抵抗感がありカンヌ映画祭の応募作品に関する特別条項が設けられました。それが2018年から「劇場公開の予定がない作品はコンペにエントリーできない」というもの。さらにフランスの法律で「劇場公開から36か月間は映画をストリーミングサービスで配信できない」というものもあり、“映画”の取り扱いをめぐり議論を呼びました。

カンヌ映画祭基本情報

正式には「カンヌ国際映画祭」(Festival International du Film de Cannes)と呼ばれる。1946年にフランス政府か開催して以来、今年で70周年を迎える。

カンヌ国際映画祭はベルリン国際映画祭、ヴェネツィア国際映画祭と併せ、世界三大映画祭の一つである。映画祭の中で「国際見本市」が併設されるのはカンヌだけ。そのため映画関係者が一堂に会する注目度の高い映画祭となっている。

最高賞は『パルム・ドール』(グランプリ)と呼ばれ、コンペティション部門のノミネート作品から選ばれる。

www.festival-cannes.com